●指導講師      大作  株式会社ユーカリ光学研究所  所長

●学習期間    3ケ月    毎月1日開講(前月15日申込締切)

●受 講 料    46,900円(税別)

〔受講対象者〕

電気、電子機械光学関連会社の開発設計担当、製造技術担当、外注担当、営業技術担当の方

〔ねらいと特色〕

 1.本講座のために、講師が特別に書き下ろしたテキストを使用。

 2.従来ともすれば理論に走りすぎ難解になっていた光学の教科書の形式を破り、出来る限り数式を省き、図版を多くし、定性的な表現をとることに努め、また特に専門的な知識がなくても本テキストを学習することで光学の基礎は充分修得できるようにした。

 3.ユーザにとっては光学系は特殊な分野であるため、専門メーカに下駄を預けた形となり、製品の評価を十分に行い得ないのが実情である。本講座では電子、機械関係のエンジニアが光学系の学習に馴染めるように、光学系が実際の機器ではどう応用されているかをわかりやすく解説している。

 4.光学メーカの受講生にとっては学科試験の難しさに定評のある“光学機器組立技能試験”の受験対策講座として十分な内容を盛り込んだ。

〔テキスト内容〕  

《1ヶ月目》光学の基礎編  

第1章 光学の原理

1.光について

 光の発生/光の種類/光の速度と屈折

2. 反射、屈折

   波面/反射・屈折の法則/反射率

3. プリズム、レンズ

 平面の反射・屈折/プリズムの最小偏角/レンズの原理

第2章 薄肉系

1. ミラー光学系

 写像公式/光路の作図/非球面鏡

2.レンズ光学系

    写像公式/光路の作図/ペンディング

3. 組合せレンズ光学系

 絞りと光路/瞳と主光線/レトロフォーカスとテレセントリック

第3章 厚肉系

1. 近軸光線による結像

 球面による像の位置、倍率/近軸計算式/光線追跡法

2. 主点、焦点及び節点

 定義/各種単レンズの主点、焦点/組合せレンズの主点、焦点

3. 写像の作図法

 単レンズの作図/組合せレンズの作図/レンズとミラーとの組合せ

第4章 収差

1. 色収差

 軸上色収差/倍率による色収差/色消しの応用

2. ザイデルの5収差

 球面収差とコマ収差/非点収差と像面彎曲/歪曲

3. MTF

 概念/解像力とMTF/算出法

《2ヶ月目》光学系の機器への応用編

第1章  カメラ

1. カメラ用レンズの仕様、諸元

 物・像の位置と焦点距離/明るさと口径比/収差と画角

2. 絞りの作用

 瞳と主光線/光量と口径食/焦点深度

3. 写像と倍率

 パースペクティブ/見掛けの倍率/アオリ

4.レンズタイプ

 標準レンズ/望遠レンズ/広角レンズ

第2章 望遠鏡

1. 明るさと倍率、視界、分解力

 倍率と明るさ/絞りと視野/口径と分解力

2. 望遠鏡の形式

 ガリレオ式とケプラー式/反射鏡式望遠鏡/正立プリズム

3. 接眼レンズ

 アイポイント/収差補正/レンズタイプ

第3章 顕微鏡

1. 仕様、諸元と分解能

 顕微鏡/視野と倍率/NA分解能

2. 対物レンズ

 収差と色消し/レンズタイプ/応用顕微鏡

3. 照明系

 クリチカル照明法/ケーラー証明法/暗視野照明法

第4章 リレーレンズ及びファインダー

1.レンズ及び収差のカップリングリレー

 レンズの効果/主光線の連絡/フラットナー

2. ファインダー

 機能/各タイプの得失/距離計

3. 掛けめがね

 眼の構造と機能/検眼/めがねの設計

《3ヶ月目》加工・評価・測定編

第1章  光学材料

1. 光学恒数

 スペクトル線と波長/屈折率/分散

2. 光学ガラス

 種類と特性/製造法/品質及び欠陥

3. 光学結晶及び光学樹脂

 光学結晶/光学樹脂の種類と特性/成

 形方法

第2章 光学部品の加工

1. 荒摺り

 切断/プレス/荒摺り

2. 仕上げ

 貼り付け/砂掛け/研磨/芯取り/特殊加工

3. 蒸着、接着

 真空蒸着/レチクル製造/接着

第3章 評価測定

1. 光学系の仕様、諸元の測定

 仕様、諸元/基本測定法

2. 収差測定法及び収差の表示

 収差測定法/収差の表示法

3.MTF

 測定法/表示法

 

講師紹介

 

1959年  金沢大学 理学部 卒業

同 年  三協精機製作所梶@入社

1964年  兜ロ谷ガラス(現 HOYA) 入社

1967年  鞄結梃学機械(現 トプコン) 入社

     カメラレンズ、医療用光学系、測定器/測量機の光学系、赤外光学系の研究開発の従事

     この間 ・応用物理学会光学懇話会常任理事

         ・JIS光学用語等審議委員

         ・日本赤外線学界企画委員

         ・光学工業技術研究組合 副運営委員長 を歴任

1985年  同社を退職。潟ーカリ光学研究所を設立現在に到る

     主な業務は ・光学システム/装置の開発受託

           ・光学技術者の教育養成受託

           ・光学技術コンサルテーション

 

 ●1985年以来本講座の指導講師担当を継続担当

  基礎、中級合わせて、延べ受講生数は3000人以上(08年1月現在)

 

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